有名時計店で120万円で購入した時計を最落なしの1円スタート売り切りです。
1970年代製造と思われるIWCの名作POLO CLUB SL ref.1831です。
IWC、インターナショナルウォッチカンパニーといえば、現在もリシュモングループの高級時計ブランドとして君臨するスイスの老舗時計メーカーです。
古くよりアクアタイマーやポルトギーゼなどの名作を生みだしており、アンティークウォッチファンの中でもオールドインターファンは多いのではないでしょうか。
こちらは大変希少なref.1831 ペットネーム POLO CLUB ポロクラブです。
IWCは1970年代~80年代にかけてスポーツラインとして、ヨットクラブ、ゴルフクラブ、ポロクラブを世に送り出しました。
デザインしたのはロイヤルオークやノーチラスのデザインでも有名なラグジュアリースポーツ(ラグスポ)の巨匠、ジェラルドジェンタです。IWCではインヂュニアもデザインしました。
その中でもポロクラブは一番販売数が少ない希少なアイテムです。
まさにジェンタデザインというステップベゼルのラウンドケースながらも、一体型のステンレスブレスを備えたモデルです。
搭載するムーブメントはIWCオリジナルのcal.8541Bです。ペラトン式の名作です。
ハック機能、デイト早送り機能付きです。(デイトの早送りはおすすめしません。)
現在はエボーシュベースのムーブメントを搭載するIWCですが、この年代はしっかりとマニュファクチュールでした。
巻き上げ効率が非常に高い名作中の名作です。
文字盤はオリジナルのブラックダイアルで、大変美しい状態です。
経年により唯一無二のトロピカルダイアルとなっております。
オリジナルのトリチウム夜光はクリーム色に美しく経年変化しています。
デイト表示もブラックベースです。
シリアルナンバーから、こちらの個体は1970年~71年製造の最初期のモデルと考えられます。
Chrono24等でもほとんど目にしたことがありませんが、最近国内の質店で1,265,000円で同モデルが販売されたようです。
状態ですが、OH済みで日差ほとんどなく快調です。パワーリザーブも実測で48時間以上稼働する完璧な状態です。
デイトも12時位置できっちり切り替わります。
ケースはノンポリッシュということで購入しており、傷もほとんどなくサイドや裏蓋の仕上げ等残った大変良い状態です。
ブレスも伸び等なく、着け心地も抜群です。
ブレスはフル駒で十分な長さがありますし、はずせる駒が多いので細腕や女性の方にもおすすめです。
竜頭は魚マークのあるオリジナルです。
文字盤、ケース、ブレス、竜頭、針、風防等すべてオリジナルということで購入した整った個体です。
ジェラルドジェンタデザインのラグジュアリースポーツの人気の高まりはすさまじく、
ノーチラスやロイヤルオーク、IWCの1832インヂュニアなどはなかなか手が出ない値段になってきました。
IWCのポロクラブはその中でも最も数が少なく、状態の良いものが市場に出てくることも稀で今後さらなる高騰が見込まれます。
手前みそではございますが、ここまで整った個体はなかなかないと思います。
お探しだった方、オールドインターがお好きな方、ラグジュアリースポーツがお好きな方どうぞよろしくお願いいたします。